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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2012年03月22日
こんにちは、医師の平島です。
3月21日に国立がん研究センターから、全国のがん診療連携拠点病院370施設で2009年に”がん”と診断された患者さん約48万人のデータが公表されました。年齢区分別で患者数が最も多かったのは70~74歳で、約7万6000人と約6分の1を占めました。
集計結果によると、がんの部位で最も多かったのは大腸で13.5%でますます増加の勢いが加速しています。次いで胃12.4%、肺11.4%の順で続きました。胃、大腸、肝臓、肺、乳房の「5大がん」が51.7%と半数を超えました。やはり、大腸と胃で”がん”全体の4分の1以上を占めるほど消化管の”がん”は増加の一途をたどっています。
胃がんと大腸がんを早期で発見することにより、”がん”で亡くなる確率が格段に減ってくることになります。そのためにはやはり定期的な内視鏡検査が必須になってきます。胃がん・大腸がんは早期の段階では無症状のことが大部分でありますので、このことを知っているか知らないかで寿命が決まってくるといっても過言ではありません。
1年に1回ぐらいは、是非ともご自分の健康管理に時間とお金をかけるように心がけて下さい。1,2回飲みに行くのを我慢したら十分健康管理のための検査にお金はかけれますよね。それすらもったいないと考える方は。。。。。
昨日は長野まで足を伸ばしました。
長野はまだ雪がかなり残っていて、昨日の午前中はかなりな量の雪が降っていました。横浜では暖かい日も多くなり、春はもうすぐだなと感じる今日この頃ですが、長野はまだ冬景色でした。車で2時間ぐらい離れているだけですが、こんなにも気候が違うものなのかと驚かされました。