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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2020年11月10日
おはようございます。
昨日の夜から福岡入りしていますが、空港から地下鉄で天神まで7分で到着することに再度驚いている平島です。
福岡は日本で一番市街地から空港まで近いことで有名ですが、本当に便利です。飛行機出発の40分ぐらい前まで天神で食事をしていても地下鉄でギリギリ飛行機には間に合う感じで、いつも助かっています。
最近、寒さも一段と増してきており、冬場になると血圧が高くなる方が多く見受けられますが、高血圧の予防や治療には減塩や内臓脂肪の減少などが効果的です。しかし、いくら減塩しても、体重を落としても血圧がなかなか落ちてくれない方も少なくありません。
なかなか血圧が下がってくれない要因としては
○遺伝的影響
○腎臓の病気の存在
○炭水化物を中心とした食事摂取量が多い
などが考えられますが、最近の研究で腸内細菌叢のパターンの違いや腸内細菌叢の悪玉菌の割合の多さなどが血圧に影響を及ぼすことが徐々に分かってきております。
小腸に存在する免疫活性化スイッチを多くの乳酸菌で押すことによって、身体の免疫を上げて、そこから腸内細菌の活性化につなげていき、善玉菌の割合を増やし、悪玉菌の割合を減らしていきます。
生きたまま腸に届く乳酸菌の数は限りなく少なく、やはりそこに期待しても良い効果は得られないので、とにかく
「数打ちゃ当たる理論」
で、できるだけ多くの乳酸菌を摂取することが大切です。
目標は1日
1兆個
の乳酸菌を摂取して
1ヶ月で
30兆個
の乳酸菌を摂取していくことを目指すと身体の免疫的にはとても効果的だと思います。
私も1年前から毎日1兆個の乳酸菌を摂取していますが(1ヶ月で30兆個)、風邪や胃腸炎などの感染症になることも全くなく、体調もすこぶる良いですね。便も匂いのほとんどしないバナナ状の黄色の便が毎日きちんと朝に出るようになっています。
便の色や匂いは身体の体調のバロメーターですので、是非毎日チェックしてみてください。
今年3回目のコロナ抗体検査ですが、横浜院、福岡院ともに全員陰性でした。