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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2021年05月03日
こんにちは、医師の平島です。
4月11日日曜日に石垣島トライアスロンが2年ぶりに開催されました。
国内のトライアスロンレースが昨年春からほぼ中止になっている中、久々のトライアスロンレースの開催でしたので、申し込み開始から数時間で申し込み上限に達していました。
私も昨年12月の申し込み開始数分で申し込みに成功して出場できましたが、コロナ禍のレースということもあり、会場も厳戒態勢でのレースでした。
チーム 「アスロングランツ」のユニフォームです。シューズも揃えてみました!
スイム開始直前までマスクの着用は当たり前で、ゴールしたらすぐに大会公認のマスクが配布され、そのままレース会場から出てくださいというような感じで普段のお祭りのような感じが全くなかったですね。
当たり前と言えば当たり前の感じですが、少し寂しい思いも感じつつ、
レースに出られただけ幸せだったなあ
とも感じました。
やっぱり、トライアスロンのレースはバイクを運搬するのがとても大変ですね。まず、バイクバックにバイクをバラしてからネジ止めしながら梱包していきます。
ハンドルからサドルから、タイヤ、ホイールと全て外していき、バラして、バイクバックに組み込んでいきます。私は慣れていないので、1時間近くかかってしまいます。
なんとか、かんとかYouTubeの組み立て動画を見ながら、完成させていくと、こんなに小さく梱包されます。
これを空港まで運んで、飛行機に乗せるまでもまたまた一苦労なんですね〜
今回も、ランとスイムは結構仕事の合間に練習しましたが、やはりバイクを練習する時間がほとんど取れませんでした。
朝5時起きでランを30分、仕事終わりに22時頃からスイム20分ぐらいの練習は継続
して行えましたが、2,3時間のトレーニング時間がかかるバイクは結局、2回ぐらいしかできずに、ほぼぶっつけ本番となってしまい、いつもと同じことの繰り返しですね、結局。
今回の石垣島トライアスロンは初参加でしたがイメージと違って、
とにかく
石垣島は山が多く、
沖縄県で一番高い山も石垣島にある
於茂登岳(おもとだけ)
という山で、今回もバイクでの山越えがかなりあり、アップダウンが想像を超えるキツさで、何度もバイクの途中で死にかけました!
爆死する寸前でした!
最後のランも、やはり足がなかなか動きませんでしたが、できる限りの力でやり切り、完走しました。
今回、最も驚いたのは
ランで進化していたことでした。コースが違うので比較するのはどうかと思いますが、
2015年 ラン10キロ 50分(ホノルル)
2019年 ラン10キロ 52分(ホノルル)
2021年 ラン10キロ 48分(石垣島)
と年齢にあがなって進化しているじゃありませんか!
これには少しビックリしました。特に石垣島特有のアップダウンの激しいバイクコースの後での記録なので、自分の進化に少し驚きと
もう少し伸びしろがあるのではないかと密かに更なる進化を狙おうと思っています。
このことで自分なりに考えたことは、
やはり下半身の筋肉を鍛えるのが効率的でありますし、健康の維持にも役に立つのも下半身の筋肉だ
と確信しました。
下半身の筋肉は何もしないと1歳年を取るごとに、
1%ずつ落ちていく
のです。
特に、血糖は膵臓から分泌されるインスリンにより、肝臓や筋肉に取り込まれるようになっており、筋肉が大きいと、より多くの血糖が筋肉に取り込まれるため、血糖値の上昇を防いでくれます。
「糖尿病は尿の病気ではなく、血管の病気です」
という内容を「内視鏡チャンネル」で話しています。
https://www.youtube.com/watch?v=Jfyglg2RD90
そのためにも効率が良いのはやはり下半身の筋肉を鍛えるということです。
人体の大きな筋肉を体積順に並べると、下記の順番になります。
上位3位がやはり下半身の筋肉ですので、下半身の筋肉を鍛えることが効率的だと言えますね。
下半身の筋肉を鍛えるにはスクワットが一番効率的に良いですね。
うちの法人で考案した
がんにならない体操である
ノンキャンササイズ
があり、5分ぐらいで上半身と下半身の筋肉を鍛えることができるので手軽でお勧めです。
https://www.youtube.com/watch?v=11tc1Ek3gBM&t=75s
私も週に2回はこのノンキャンササイズやっています!
この1年は、トライアスロンの練習だけをしていましたが、今年は筋トレも取り入れてより筋肉を増やして、糖の処理能力を上げていこうと考えています。
ゴールデンウィークも残りわずかですが、勉強とお酒を楽しんでいきたいと思います。
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。