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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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かかりやすい「がん」の第1位は大腸がんです!

2021年05月17日

  • 院長ブログ

おはようございます。

最近、夏日が続いたと思えば、昨日今日と朝はとても涼しくて過ごしやすいですね。

今月を運動強化月間に勝手に指定している平島です。

4月11日の石垣島トライアスロンの前まではかなり追い込んで運動していましたが、レースが終わってからは意図的に少し身体を休める意味で運動をしない日を作っていました。

運動をする習慣が一度ついてくると、運動をしない日が続くとなんとなく身体がムズムズしてくるものですね。レース後1週間ぐらいしてからは軽いランニングから運動を再開しました。

5月の連休明けからは水泳も再開し、並行して筋トレ、朝ランを短い時間で運動を続ける習慣を再度行うようにして、身体に運動習慣をしみこませるような月にしようと考えています。

「アクティブレスト」

という言葉があるとおり、

疲れたときこそ軽い運動をする

と、ストレスや疲れは不思議なほど吹っ飛びます。

私も仕事で1日中、内視鏡検査と診察を行っていますので、やはり仕事後は疲れてしまうこともありますが、そこでもう一踏ん張り頑張ってプールに行って泳ぐと、泳ぎ終わった後は頭も身体もスッキリしてストレスも解消し、深い眠りにつくことができます

疲れたからといってお酒を飲んでそのまま寝てしまっては「アクティブレスト」とはならず、かえって疲労が蓄積していってしまいます。

「内視鏡チャンネル」のチャンネル登録者数も7960人と年明けから1日100人ペースで増えていってくれています。この「内視鏡チャンネル」でも「お酒を飲まないと眠れない?」について話していますので、是非見てみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=YB2FEG41rQM&t=62s

食事の欧米化が進んできた20年前ぐらいから徐々に大腸がんになる方が増えてきており、最近の統計ではかかりやすい「がん」の第1位は

大腸がん

となっております。

大腸がんは

「がん」で亡くなる人の死亡率の第2位となっており、男女別に見ると

男性では第3位

女性では第1位

となっています。

亡くなってしまう人が多いのはやはり、

症状がかなり進行しないと身体の異常としては出てこない

ことが大きな原因となっていると推察されます。

健康診断で行う

「便潜血検査」

なども、直接大腸がんを見つけている訳ではなく、

あくまで便の中に血液が混じっていないかどうかを見るだけ

のもので、この検査も大腸がんがかなり進行して大腸がんの表面がかなり崩れるぐらいに進行しないと便に血が混じることはありません。ましてや、良性の大腸ポリープで血が混じることはめったにありませんので、「便潜血検査」だけで済ませてしまっているのはとても危険な行為となりますので、注意が必要です。

40歳以上から大腸がん、大腸ポリープが増えている傾向がありますので、40歳を過ぎたら症状などがなくても、一度は大腸カメラを受けてもらいたいですね。

最近は

女性の大腸がん、大腸ポリープができる年齢が低年齢化している

ことが問題になっています。原因は不明ですが、30代前半の女性で結構な割合で大腸ポリープが見つかることが多くなってきました。30代前半で大腸がんが見つかることもありますし、最少年齢の大腸がんは28歳の女性でした。

こういう観点からも35歳ぐらいになったら一度は大腸カメラを受けてみるのも良いのではないかと考えています。そこで問題がなければ次は40歳ぐらいで再度大腸内視鏡検査を再検する程度で良いのかと思います。

一度大腸カメラを受けてみると検査自体は楽なことが分かり

「こんな楽な検査ならまた受けても良いかな」

と思えれば、次回も大腸内視鏡検査を受けることができるようになるので、

人生の「健康の勝ちパターン」

に見事乗ることができますよ。

今も定期的に内視鏡検査を受けられている方は、今まで通り定期的に受けて頂き、一度も受けたことがない方は是非一度大腸カメラを受けてみてください驚くほど楽であることが一度受けてもらうと体感できますので。

では、今週も1週間頑張って行きましょう!

 

 

 

 

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この記事を書いた人

平島 徹朗 医師

平島 徹朗

医師

国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。

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