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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2021年10月25日
おはようございます、平島です。
今日は明日の福岡院勤務に向けて横浜でいくつか打ち合わせをしてから飛行機で福岡に向かう日です。
「宅地建物取引士」の試験勉強のため2ヶ月根詰めて勉強と仕事を両立してきましたが、流石に3時間睡眠は2ヶ月が限界でしたね。試験が終わって1週間経過しましたが、左目のまぶたの痙攣がようやく6時間睡眠に戻してなくなりました(笑)!
現在は仕事のみをバリバリしていますが、仕事と勉強という修行僧のような生活を経験すると、仕事だけできる幸せとそして、仕事しかしなくて良いのがこんなに楽だとは思いませんでした。
そして、
「仕事するってこんなに楽しいんだ、仕事だけに集中できるって幸せだな」
と心の底から感じています。
受験勉強が終わったらゆっくり仕事でやりたいことを考えていたら30個ぐらい項目があがりましたが、その中の一つに
「洗腸剤を使ったファスティング」
を確立していくということがあります。
ファスティング
という言葉を聞くと
「伊豆の断食道場で3日間の絶食、その後に徐々にスープから食事を開始して、軽い食事に戻していくというようなイメージ」
があるのではないでしょうか?
これが10年前ぐらいのファスティング(断食)のイメージだと思います。
最近のファスティングの定番は
「4,5日の断食中は酵素ドリンクのみを摂取して、胃腸の負担を軽くして、胃腸を休めてあげる」
というものが主流になってきています。
この
「酵素ドリンク」
というものが実は糖質メインで構成されており、タンパク質や脂質、ミネラルが不足してしまうという欠点があります。1日に摂取する総カロリーが減るので一時的に体重は落ちますが、食事を元に戻すと体重も元に戻ってしまいます。タンパク質が不足するので筋肉も一緒に落ちてしまい、それで体重が落ちたように見える可能性が高くなってしまいます。
それと、胃腸を空っぽにするまでに時間がかかることもあり、最低でも3日ぐらいの絶食、長くて7日間ぐらいの絶食をしないと胃腸を休めることができません。
我々は日々、胃カメラ・大腸カメラを行っていますが、大腸カメラ前にお腹の中を空っぽにするときに使用する
「洗腸剤」
ですが、
これは一気に2,3時間でお腹の中を完全に空っぽにしてくれます。
この「洗腸剤」を利用すれば今まで、3,4日絶食にして徐々にお腹を空っぽにしていた工程を、2,3時間に一気に短縮できるのではないかと思いつきました。
これに、タンパク質を中心とした食事を組み合わせていき、
リセットされた腸内に大量の乳酸菌を摂取
するようにすれば一気に腸内環境が新たに生まれ変わることができると考えています。
お手軽腸内環境リセット&生まれ変わった腸へ
という考えで方法を構築している最中です。
もう少しで完成予定ですので、また正式に決まりましたらブログでお知らせいたします。
では今日も1日頑張って行きましょう。
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。