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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2021年12月13日
こんにちは、平島です。
来年2022年4月17日に開催される
石垣島トライアスロン
のエントリーが12月1日12時から開始になりました。
ハワイなど海外で行われるレースになかなか参加しにくいこの世の中の状況を考えると、石垣島トライアスロンはかなりの数の方のエントリーが予想されるので、12時きっかりにエントリー申し込みしました。
案の定、サイトがなかなかつながらない状況でしたが、12時10分頃に無事にエントリーすることができました。
12時50分頃にはエントリー締め切りとなり、
僅か50分でソールドアウト
となるぐらい凄い参加枠争奪戦でした。
宅建の試験勉強や仕事の忙しさで片手間に運動してきましたが、年明けぐらいからは本格的に練習していかないといけないなと思っています。
石垣島トライアスロン
の特徴はバイクのパートで坂がめちゃくちゃ多いということです。
今年4月の初参加の石垣島トライアスロンではバイクの坂で本当に死にました(笑)!
沖縄県で一番高い山が
石垣島の
「於茂登岳(おもとだけ)」
一番高い山は沖縄本島にありそうですが、石垣島なんですね。
一番高いと言っても、その標高は
525.5m
で、東京の高尾山の599mよりも低いんですね。
それでも於茂登岳をかなり上り下りするバイクはもの凄くしんどくて、バイクで坂を登っているときは
「もう2度と石垣島トライアスロンには出たくない」
って心の中で何度もつぶやきましたが、人間は痛みをすぐに忘れてしまう生き物なのか
早速もうエントリーし終わりました。
レース中のバイクでの坂の上り下りの苦しみはもう完全に忘れています(笑)!
2015年に昭和記念公園のトライアスロンで初デビューしましたが、あまりの疲れと興奮で水泳キャップとスイミングゴーグルを外すのを忘れて、そのままバイクのヘルメットをかぶっています(笑)!
最近、診察していて
血糖値が高い方が多くなってきた
と感じます。
糖分はご飯や麺類の炭水化物や果物などの果糖が身体の中に入ってきて血液中に貯まっています。
血液中に糖が増えてきて、余ってきた分は
1.肝臓
2,筋肉
3,脂肪細胞
の順番に貯蔵される仕組みになっています。
肝臓や筋肉が
「金庫」
の役割で、
糖が
「お金」
そして膵臓から分泌される
インスリンが
「鍵」
の役割となります。
鍵の役割をするインスリンの分泌量が少なくなったり、追いつかなくなると金庫を空ける「鍵」ない状態になり、金庫の中に「お金」である糖を蓄えることができなくなり、血液中に糖が余りまくる状態になってしまいます。
これが
高血糖
の状態なのです。
高血糖の状態が続くと、ますます膵臓がインスリンを分泌しないといけなくなり、次第に膵臓が疲弊して、ますますインスリンの出が悪くなってしまいます。
そうなると、いよいよ
糖尿病
の状態になってしまいます。
健康診断などで、空腹時血糖やHbA1cを測定すると思いますが、この中の空腹時血糖の基準値がだいたい
110未満
となっていますが、
100〜109
はかなり要注意です。この数値では血液中に糖が結構余っている状態であり、膵臓が段々疲れてきている状況になっています。
理想は空腹時血糖値は
70〜99
の2桁を維持したいところです。
そうすると、血液中の糖は余っている状況にもならず、膵臓も疲弊していない状況になります。
冬やお正月は家にこもりがちで、食に頭が自然と向いてしまい、ついつい炭水化物を食べる機会が多くなりますが、血糖値を2桁に維持できるように食べ過ぎには気をつけましょう。
では、今週も頑張っていきましょう!
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。