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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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奥様も必見!男性更年期の原因、テストステロン

2022年02月21日

  • 院長ブログ

こんにちは、平島です。

最近、中高年の男性の患者さんから

「疲れやすくなった」

「何かすることがおっくうになった」

「運動しようとは思うけど、重い腰が上がらない」

などなどのお話を伺うことが多くなってきました。

これはただ単に歳を取ったからなのでしょうか?

やる気が起きない自分の精神的な怠け心なのでしょうか?

意外に知られていない

男性更年期である

LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)

という病気の可能性もあります。

男性ホルモンの代表的なものに

テストステロン

というホルモンがあります。

テストステロンは

元気ホルモン

社会性ホルモン

とも言われ、

元気・活力の源、社会生活を活き活きとしていく源

であると言われています。

テストステロンが減ってくると

疲れやすい

なんとなく意欲がわかない

なんとなくやる気が出ない

イライラする

寝付きが悪い

などの体調不良が多くなってきます。

先程のLOH症候群という「病気」とまでは言わなくても、加齢やストレスでテストステロンの分泌が減ってくると上記のような

なんとなくの体調不良が出てきます。

大半の人は、このことを知らないため

歳を取ってきたから疲れやすいのだろう

仕事や家庭で忙しいからなのだろう

ということで済ませている方が多いと思います。

テストステロンが減ってくると、やる気や意欲の減退だけでなく、病気や余命にも大きく影響を及ぼすことが様々な研究で明らかになってきています。

テストステロンが減ってくると、

筋肉量が減少して、内臓脂肪が増えてきてメタボや動脈硬化の原因

となってしまいます。

内臓脂肪や動脈硬化に起因して

高血圧症

糖尿病

心筋梗塞などの心疾患

脳梗塞、脳出血などの脳疾患

認知症

などになりやすいというデータも出てきています。

さらには

寿命が短くなる

という研究結果も出てきております。

自分がテストステロンが減ったかどうか判定するセルフチェックがありますので、次回のブログでお話ししようと思います。

では今週も頑張っていきましょう!

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この記事を書いた人

平島 徹朗 医師

平島 徹朗

医師

国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。

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