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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年03月14日
こんにちは、平島です。
最近は、日中がかなり暖かくなってきており春がもうすぐだなと感じずにはいられません。
暖かくなるにつれて花粉の飛散量も大幅に増加してきますので、花粉症の方はかなり大変な季節にもなってくるのかと思います。
私は花粉症は全く発症したことがなく、花粉症やアレルギー体質にならないような対策は昔からしっかりとしております。
アレルギーと免疫力はかなり関係が強い
と考えておりますので、免疫を下げないように、できるだけ免疫を上げるような生活をしたり、サプリメントを取り入れたりを気をつけるようにしています。
昔からサーファーの友人が結構多くいますが、
不思議と一人も花粉症の人やアレルギー性鼻炎の友人がいない
ことにあるとき気づきました。偶然かもしれませんが。。。
サーファーの人は日光を浴びていることが多いため
ビタミンD
の体内での生成量が多いのではないかと推察しています。
ビタミンDは日光を浴びることにより体内で生成される
ので、日光をよく浴びるような生活スタイルの方は
血中のビタミンD濃度が高い
と言われています。
しかしながら、日本人は慢性的にビタミンDの血中濃度が低いという報告がこのコロナ禍で注目されるようになりました。
ビタミンDの血中濃度が高いと免疫力が高くなるという研究結果が多数報告
されており、
風邪や胃腸炎、コロナ、インフルエンザなどの感染症予防にビタミンDが効果的
という理由です。
免疫力が高いとアレルギー反応を起こしにくいとされておりますので、花粉症やアレルギー性鼻炎にも効果的だと思われます。
日光に長時間当たりすぎるのはシミなどのお肌に大敵ですので、1日10分ぐらいでも良いので、少し日光に当たるように生活してみるのも感染症予防、花粉症予防に良いのではないかと思います。
私も朝日を浴びながら30分ほど朝ランを行っていますので、ビタミンDの血中濃度も高いのだと思われます。
あとは、
高濃度ビタミンC点滴を行い、癌の元である身体の活性酸素を除去
して免疫を上げるのも花粉症などのアレルギー対策に効果的と考え、私も月に1回の高濃度ビタミンC点滴を10年以上続けています。このコロナ禍でも毎月きちんと高濃度ビタミンC点滴を行うことで仕事を休むことなく元気に過ごせています。
身体の免疫の7割を「腸」が支配している
というデータから最も効果的な対策として
腸内環境をきちんと整えておく
ようにしています。
小腸には免疫活性化スイッチが多数あるため、
そのスイッチをできるだけ多く押せるように
多くの乳酸菌を摂るように心がけています。
数多くの乳酸菌を摂取することにより免疫を上げ上げにして、それに伴って腸内環境も整うという一石二鳥の良い効果が生まれます。
では、今週も頑張っていきましょう!
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。