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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年05月09日
おはようございます、平島です。
6月6日月曜日に国立競技場で
サッカー日本代表対ブラジル代表
の試合が予定されています。
先週の土曜日がチケットの先行販売でしたが、私も申し込みをしようと発売開始時間間際にネットを繋いで待ち構えていましたが、全くアクセスできずに数分で売り切れになってしまいました。
6月2日に札幌ドームで開催されるパラグアイ代表との試合のチケットはしばらく売り切れになることなく、買えたみたいですので、ブラジル代表の人気ぶりや興味の高さが見て取れました。
今週土曜日にブラジル代表戦の一般販売がありますので、再度チャレンジしてみようと思います。
最近、診療していて目にすることが多いのが
高脂血症
いわゆる、
悪玉コレステロールや中性脂肪が高値になってしまう血液検査異常
です。
悪玉コレステロールはこれ自体のネーミングが
「悪い」「害がある」
という良くないことのように響きますが、
実際は
身体の
細胞膜の材料
になったり、
ホルモン合成の材料
になったりと、ある程度の数値までは悪いことはなく、むしろ
身体の生命維持に必須のもの
となります。
狭心症や心筋梗塞などの心疾患の既往がある人
が高い数値になると、
動脈硬化を促進したり、心疾患の再発の原因となる
ため、ある程度コントロールしなければいけませんが、
それ以外の方はかなりの高値にならない限り、
基準値内に入る必要もありません。
こう言う話も診療中によくすることですが、中性脂肪が高いのは確実に自分の生活改善で下がってくる数値ですので、
「すぐに改善できますよ」
というお話はよくしています。
中性脂肪
は
名前の
「脂肪」
というワードから
油の多い食事をすると増える
と勘違いされている方が多くいます。
お肉の脂や、脂っこい食事を避けたら数値が下がると思っていらっしゃる方が多くいますが、
実は
中性脂肪は
ご飯や麺類、パン、甘い物などの炭水化物が身体に入ってきて、それがエネルギーとして消費されて、
その後に余った物が中性脂肪
ということになります。
すなわち、ご飯やパンなどの炭水化物を控えた食事を継続して行っていると自然と下がってきますし、
内臓脂肪も落ちてきて、体重も落ちてきます。
生活改善の第一歩が
適正な体重
になることですので、まずは
炭水化物を控えた生活に変えていくのが一番
かと思います。
少しずつでも良いので頑張って控えていきましょう!
では、今週も頑張っていきましょう!
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。