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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年07月18日
こんにちは、平島です。
今日は、朝4時に起きて、7時まで仕事と勉強をして、7時から30分ほど朝ランしてきました。比較的朝は涼しかったので、快適に走ることができました。
朝は本当に快適に、そして効率よく仕事も勉強もできます。6時過ぎから福岡院の秋山院長と電話でMTGもできました。誰にも邪魔されずに好きな仕事と勉強ができるというまさに
ゴールデンタイム
ですね。
検診で
便潜血検査陽性
でクリニックに受診される新患の患者さんから
「胃は胃レントゲン検査しから受けていないのですが、大丈夫ですか?」
という質問を受けることがあります。
胃レントゲン検査は
放射線を照射して、胃の粘膜の凹凸を診るだけの検査
ですので、早期の胃がんや食道がんの特徴である
粘膜の色の変化
や
わずかな粘膜の凹凸の変化
を見つけることはまず不可能に近い検査となります。
粘膜のわずかな色調の変化である早期の胃がんや食道がんを胃カメラで見つけることができれば
外科的な治療ではなく、
内視鏡治療のみで完治
することが可能となります。
そのため、
患者さんには
「放射能で被曝もして発がんの原因にもなりますし、なにより早期の胃がんや食道がんを見つけることがほぼ不可能になってしまいますので、胃カメラの方が精度が高くて、被曝もしないで済みますので、胃レントゲン検査ではなく、胃カメラがお勧めです」
といつも話しています。
当院に継続して通院されている患者さんで胃レントゲン検査をされている方は
ほぼゼロ
ですので、やはり胃カメラの重要性を皆さんはよく理解してくれていると思います。
ピロリ菌の有無や過去の既往によって
胃がんのリスクは変わってきますので、それに合わせた間隔の胃カメラ検査のお話も診察ではさせてもらっています。
是非、定期的な胃と食道の検査は
胃カメラ検査
が絶対お勧めですので、受けるようにしてみてください。
では、今週も頑張っていきましょう!
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。