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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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大腸がんと便秘って関係あるの!?

2022年09月12日

  • 院長ブログ

こんにちは、平島です。

ようやく朝晩は涼しくなってきており、運動のしやすい季節になってきました。

運動のパフォーマンスは明らかに気温や湿度で上がったり、下がったりしてしまいますね。ランニングに関しては、明らかに冬の方がパフォーマンスが上がりますし、疲れも少ないですね。

暑くて運動ができていない方も診察中に話していて多いなと感じましたので、そろそろ本格的に軽い運動から始めても良いですね。

大腸がん

便秘

は関係があるのでしょうか?

大腸がんと便秘はエビデンス(医学的根拠)的には関係がはっきりしない

と言われています。

我々、内視鏡医としては数多くの大腸内視鏡検査を行い、数多くの大腸を見ていると

大腸がんと便秘は関係があるのではないか

と強く感じます。

大腸がんや大腸ポリープの

70%

が肛門から近い場所の

直腸とS状結腸

にできることを考えると、

便が滞留している直腸とS状結腸に大腸がんや大腸ポリープができるのは

便秘と関係性がある証拠

ではないかと考えています。

よく、

「毎日は排便がないと便秘だ!」

と思われている方が多くいますが、毎日排便がある人の方が少ないです。

2,3日に1回排便があれば十分ですし、極端なお腹の張りや痛みなどがなければこれぐらいの頻度で全く問題ありません。

実は、便秘の定義には

日数という概念がありません。

5日便がないからといってもお腹の張りや不調がなければ便秘ではないです

が、

毎日排便があっていても残便感やお腹の張りがあったら便秘

と定義されます。

便をきちんと出すには、当たり前ですが、

1,水分を1日2リットルぐらい飲んで便を柔らかくする(水やノンカフェインのお茶)

2,食物線維を多く摂取して便をフックラさせる(青汁やイージーファイバーなども合わせて摂取)

この2点がとても重要になってきます。

ここに

3,乳酸菌を毎日1兆個摂取して、免疫力を上げつつ腸内環境を良くする

という3点を根気よく続けていくと便通は必ず良くなってきます。

1,2ヶ月続けてもあまり効果を実感しないと思いますので、

半年から1年ぐらい頑張って続けていくと排便が良くなり、効果を実感してくると思います。

継続が大切なので、頑張って続けて行きましょう。

では、今週も頑張っていきましょう!

 

3分でわかる!苦しくなく痛みに配慮した内視鏡検査(胃カメラ)の特徴

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この記事を書いた人

平島 徹朗 医師

平島 徹朗

医師

国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。

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