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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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大腸がんとアルコールは関係があるの!?

2022年09月19日

  • 院長ブログ

こんにちは、平島です。

先日、週刊現代の医療特集の取材を受けました。

忙しい合間に40分ぐらいZOOMで取材を受けて、できあがった原稿を見ると私が話したことと全く違う内容の文章でした。週刊誌の特殊などは

結論ありき

で構成されているようで、そこに

医師が話したという事実

が欲しいだけのようです。

いつも話したこととは意図が違うように掲載されるので、とにかく雑誌が売れるように煽る記事を書いているのだと感じました。

週刊誌、テレビ、ネット記事

全てが売れるためだけの煽り記事が多いように感じます。

週刊誌は高齢の読者がターゲットですので、

健康

医療

終活

相続

などの話題で売れる部数が変わるようです。

週刊誌は締め切りがギリギリになるので、可哀想だと思い、つい付き合ってあげるのですが、利用されて終わりというのがいつものパターンだと感じてやるせない気持ちになりますね。

毎日、胃大腸内視鏡検査をかなりの数行っていますが、

大腸がん、大腸ポリープが本当に増えた

と実感します。

大腸がん、大腸ポリープともに生活習慣と密接に関係している

ととても実感しますが、

肥満

アルコール摂取

運動不足

糖質の過多摂取

などが大きく関係しているように思います。

大腸がん、大腸ポリープは

遺伝

も強く関係していることが明らかですが、

大腸がん

乳がん

前立腺がん

の欧米型のがんは親戚関係にあるため、

これらのがんにも関連性があることが分かっています。

乳がんの家族歴がある方は、大腸がんや前立腺がんにも気をつけないといけないという事になります。

大腸がんや大腸ポリープはアルコール摂取ともかなり関係がありますので、アルコールを飲む習慣がある方は

かなりの確率で大腸内視鏡検査の際に

大腸ポリープが見つかります。

裏を返せば

アルコールを適量に控える

糖質を制限して肥満を解消する

適度な運動を定期的に行う

などを心がければ欧米型のがんである

大腸がん

乳がん

前立腺がん

を予防できる

と言えます。

特に

大腸がんは大腸ポリープから成長することが多い

ため、

「大腸ポリープを切除することは究極の大腸がん予防になる」

と言えます。

定期的に大腸カメラを行い、大腸ポリープを見つけて切除していく

ことが大切になってきます。

大腸検査前の下剤も

工夫して飲む量を減らしたり、

大腸内視鏡検査中も

軽い鎮静剤を使用して楽に受ける

ことができれば、

定期的に大腸カメラを受けることに抵抗がなくなると思います。

楽に大腸内視鏡検査を受けて、継続して検査を受けていくことが大切になってきます。

では、今週も頑張っていきましょう!

 

 

 

 

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この記事を書いた人

平島 徹朗 医師

平島 徹朗

医師

国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。

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