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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年10月10日
こんにちは、平島です。
涼しくなってきて、運動のパフォーマンスが上がってきました。
走れば走るほど、タイムが伸びますし、疲れも感じなくなってきました。
やはり気温が高いとパフォーマンスが落ちてしまいますね。
最近、患者さんに
「健康診断で胃バリウム検査を受けるように言われますが、胃カメラをたまプラーザ南口胃腸内科クリニックで受けているので、受けなくても良いですか?」
という質問を受けることが多くあります。
胃バリウム検査は
放射能を身体に浴びせ続けて
影を見る検査
です。
凹凸が出るような大きな胃がんや食道がん
でないとバリウム検査では異常が指摘されません。
早期の胃がんや食道がんは
粘膜のわずかな色の変化や粘膜の微細な凹凸の変化で出てくる
ので、大きな凹凸の変化である
かなり進行した胃がんや食道がん
しか認識できません。
健康診断などで行っている
胸部レントゲン検査
の
150〜300倍の放射能の被曝
をしていることを考えると
精度が悪い、被曝して発癌につながる
ということを考えるととても受けられる検査ではないですね。
早期の胃がんや食道がんは
微細な粘膜の色の変化
や
粘膜の微細な凹凸の変化
でしか出てこないので
胃カメラ
をするしか早期の胃がんや食道がんを見つけることがまずできません。
近年は
大腸がんや大腸ポリープ
が激増していますが、
こちらも
便潜血検査
ではなく、
大腸内視鏡検査
を受けられることを
めちゃくちゃお勧めしています。
便潜血検査は
大腸がんがかなり大きくならないと便に血が混じりません。
胃カメラや大腸カメラ
はとても大切で、辛くない検査ですので
定期的に胃大腸内視鏡検査を受けられることをお勧めいたします。
では、今週も頑張っていきましょう!
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。