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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年12月05日
こんにちは、平島です。
金曜日のサッカー日本代表のスペイン戦は興奮と感動でしたね。
まさか、ドイツとスペイン両方に勝てるとは思っていませんでしたし、誰もがグループ1位で決勝トーナメントに進出できるとは思っていなかったと思います。
システムと選手交代だけでこれだけサッカーの質が変わってくるとは本当に驚きでした。
本日24時からのクロアチア戦も期待したいですね。
これまでの対戦は
1勝1敗1引き分けの五分
ですが、
クロアチアは2018年のロシア大会で
準優勝
している強豪です。
クロアチアと日本の初対戦は
1997年のキリンカップで
日本のホームで
4対3と日本が勝っています。
あくまで親善試合ですが。
2度目の対戦は
1998年のフランスW杯
0対1で負けています。
3度目の対戦は
2006年のドイツW杯
0対0の引き分けになっています。
クロアチアのW杯の過去6大会の成績ですが、
1998年フランスW杯 3位
2002年日韓W杯 1次リーグ敗退
2006年ドイツW杯 1次リーグ敗退
2010年南アフリカW杯 ヨーロッパ予選敗退
2014年ブラジルW杯 1次リーグ敗退
2018年ロシアW杯 準優勝
過去6大会のW杯通算成績は
11勝8敗4分け
となっています。
調子が良いときは準優勝や3位と上位に食い込み、悪い時は予選敗退
と両極端なチームですね。
クロアチアは
1991年にユーゴスラビアから独立
しています。
国土面積は
5万6594平方キロメートル
と
九州の1.5倍
ほどしか広さのない国土面積となっています。
人口も
約400万人
ほどで
横浜市の人口
約380万人とほぼ同じぐらいの人口
です。
何でこれぐらい少ない人口の中であんなに上手いサッカー選手が何十年も続けて出てくるのか不思議でなりません!
小さい頃からのサッカー指導が確立されているのでしょうか?
本日は24時からのキックオフですが、応援したいと思います!
さて、
身体にはどれぐらいの数の細胞が存在していると思いますか?
約60兆個
です。
もの凄い数ですが、この細胞が身体を構成しているのです。
腸内細菌の数が
100兆個
ですので、
腸内細菌の半分ぐらいが全身の細胞の数
ということになりますね。
身体を大きな機械
細胞を部品
と言い換えると分かりやすいのではないでしょうか。
部品である細胞は時間と共に性能が落ちてきて、入れ替えを行わないといけない仕組みがあります。
細胞には有効期限があり、リペアしていく必要があります。
お肌のターンオーバーなどが有名で
お肌は年齢によって違ってきますが、
約1ヶ月
でリペアされていきます。
胃や腸の粘膜が最も細胞の入れ替わるサイクルが早く
約2,3日
です。
本当に早いですね。
良い食事、運動などの生活習慣の取り入れで数日で胃腸の粘膜の状態が変化していくことになります。
最も遅いのが
骨
で
約5ヶ月
となります。
身体の代表的な臓器の入れ替わるサイクルとしては
胃腸の粘膜 約2,3日
肝臓、腎臓 約1ヶ月
お肌 約1ヶ月
筋肉 約2,3ヶ月
血液 約4ヶ月
骨 約5ヶ月
この入れ替えのサイクルをきちんと保ったり、正常に行うには
規則正しい適切な食事
運動などの生活習慣
良い睡眠
ストレスが解消できる習慣
体温を下げない工夫
などによって、
細胞の若さを保つことができます。
このリサイクルの機能は
遺伝が20%
生活習慣が80%
であると言われていますので、
生活習慣を良くしていくことが年齢を重ねるにつれて益々大切になってきますね。
しかし、生活習慣を改善していくには結構長い時間がかかりますし、継続するのが中々難しいですよね。
そこで、
この細胞のリペア機能
を
向上させるテクニックが唯一あるとすれば
12時間以上のプチ断食
です。
昼間に12時間以上断食をするのは中々お腹が空いて困難ですが、
患者さんにもよくお話をするテクニックとして、当たり前ですが、
睡眠時間を断食時間に加える
ということです。
夜20時に夕食を終えて、朝8時に朝食を摂ると
これだけで
12時間の断食
になります。
夜20時に夕食を終えて、翌日お昼12時に昼食を摂ると
16時間の断食
になります。
12時間の断食以上でこの細胞のリペア機能が発動
するので、
週に3〜5回ぐらい12時間断食
を行い、
月に1,2回ぐらい16時間断食
を行うとかなり身体の細胞がリペアされていくと思います。
簡単ですので、是非試してみてください。
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。