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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年12月12日
こんにちは、平島です。
サッカー日本代表のW杯終わりましたね、クロアチアにPKで負けて。。。
本当に惜しい試合でしたが、最後の詰めが甘くなってしまい、勝てる試合を落としてしまいました、残念ですね。
そのクロアチアはブラジル相手にも粘りに粘って、最後はPKで競り落としましたね。
前回大会もクロアチアはPK含めた延長を勝ち抜いて、準優勝しましたから、勝ち方を知っているのでしょうね。
さて、1ヶ月に1回はドラッグストアに通って、
1時間ほど整腸剤や便秘薬・漢方薬・その他の薬剤の新製品
を見るのが趣味的になっているこの20年ですが、
20年前からほとんど変わっていないドラッグストアの代表的な商品が
整腸剤
と
便秘薬
です。
20年間に渡って、
便秘薬と整腸剤はほぼほぼ全ての製品を自分の身体で試してきました。
便秘ではないですが、市販の便秘薬の強さや効き具合を自分の身体で試してきました。刺激性便秘薬である下剤はやはり、刺激するだけ合って
ハードな効き具合
です。
痩せる薬とされている製品も全てと言っていいぐらい試してきましたが、
痩せる製品はない
と断言できます。
これは自分の身体を使って実験してきた証です。
整腸剤は各2〜3ヶ月ぐらいほぼ全製品を服用してきました。
体感で良いなと思う製品もありますし、あまり変化がないなと感じる製品もあります。
市販薬や病院で処方される整腸剤や市販のヨーグルトなどは
乳酸菌や酪酸菌、ビフィズス菌の数
が
極端に少ないので
免疫を上げたり
アレルギーを予防したり
がんの予防をしたり
お肌を綺麗にしたり
コロナやインフルエンザ、風邪などの感染症を予防したり
認知症を予防したり
などの望ましい効果が期待できず
いわゆる
整腸作用をわずかに期待するぐらいしか効果がない
のだと実感しました。
医学的に考えると
生きたまま腸に届く菌というものは極わずか
ですので、これを期待するのは過剰広告になってしまいます。
乳酸菌やビフィズス菌の数を増やすには
多くの日数培養しないといけない
ため、菌が死んでしまうのは仕方のないことであり、
逆に
菌が生きているということは
培養している日数がかなり短い
ということになり
菌の数が少ない
ということになってしまいます。
生きたまま腸に届く
というフレーズを使っているという事は
生きたまま腸に届く=乳酸菌、酪酸菌、ビフィズス菌の数が少ない
という証拠になってしまうので、
免疫を上げたり
感染症を予防したり
がんを予防したり
という効果がほぼ望めない製品
という証拠になってしまいます。
1日1兆個の乳酸菌を摂取すると
免疫アップ
がん予防
アレルギー予防
認知症予防
感染症予防
お肌の美肌
幸せホルモンによる多幸感を感じる
効果が期待されますので、
乳酸菌は数が命
ということを物語っている証拠となります。
ヨーグルトは極端に乳酸菌・ビフィズス菌の数が少ないですし、
何より
乳脂肪が
大腸がん・乳がん・前立腺がんの原因
になってしまうので、
乳酸菌やビフィズス菌だけをサプリなどで摂取する
のが、がんを遠ざけて、免疫を上げるコツなので注意が必要です。
乳酸菌を生きて腸に届ける数には限界があるので、
それよりも
小腸の免疫細胞スイッチを数多くの乳酸菌で押すことによって
免疫を上げまくって
間接的に腸の環境を良くしていく方が
かなり効率的で効果的
だと思います。
免疫を上げることによって腸の環境が良くなってくれば
大腸ポリープや大腸がんができにくい腸環境になってくる
と思われます。
1日1兆個の乳酸菌を摂取して
免疫を上げることによって腸の環境を良くして
大腸ポリープや大腸がんを予防していきましょう。
大腸がんは大腸ポリープから成長する事が多い
ので、
1日1兆個の乳酸菌で予防もしつつ、
出てきてしまった大腸ポリープに関しては
大腸内視鏡検査で発見して
がんの芽を摘んでいく感覚で切除していきましょう!
では、今週も頑張っていきましょう!
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。