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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

Clinic Blog

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認知症予防!?

2023年10月30日

  • 院長ブログ

こんにちは、平島です。

朝晩がかなり寒くなってきましたね。

朝ランはかなりやりやすくなってきて、気持ちが良いです。

暑くて運動を避けていた方なども運動を再開するチャンスですし、

今まで運動をしてこなかった方こそ、今の季節から運動するチャンスですので、

是非運動を始めましょう!

ある程度の年齢になったら

認知症

というワードはめちゃくちゃ興味ありますよね。

2030年には

5人に1人が発症する

認知症

ですが、

リコード法で認知機能を回復することが可能

と言われてます。

リコード法

とは

2014年にアメリカでデール・ブレデセン博士が発表したもので、

アルツハイマー型認知症の統合的なオーダーメイド治療です。

アルツハイマー型認知症は

アミロイドβという「脳のゴミ」

が溜まって発症します。

リコード法は

なぜアミロイドβが溜まるのか?

というところにフォーカスしています。

アミロイドβが溜まる原因は

リコード法では

36種類の原因がある

としています。

36種類を大きく6個に分けることができて

1,炎症性

2,萎縮性

3,毒物性

4、糖毒性

5,血管性

6,外傷性

生活習慣での対策としては

1,肉ではなく野菜を中心とする、

2,ココナッツオイルを用いる、

3,ビタミン、ポリフェノールなどの摂取、

4,睡眠の質の向上、

5,運動を心がける、

6,脳トレ、

中でも一番大事なのが

1の

炎症性

のもの

炎症は生物の防衛反応である免疫システムが働くと起こる。炎症が起きると脳にもその影響が出て、「脳のゴミ」が増えて溜まりやすくなる。

炎症の原因としては、現代人にとっては

  • ストレス
  • 高血糖
  • 栄養不足

一番大事な予防法は

ケトフレックス12/3

という食事法で、

12時間空腹時間を作る

寝る前3時間前は食べない

という単純な食事法です。

12時間断食ですね。

ケトフレックスの

「ケト」

とは、

脂肪を利用してエネルギー源であるケトン体を作ること。

脳のエネルギー源となるケトン体を積極的に作り出すことで、エネルギー不足が解消され、

認知機能の改善を期待できます。

「フレックス」

緩やかな菜食主義を意味し、

野菜が持つさまざまな栄養素を摂取することで、

脳の老化を緩やかにできるかもしれないという考え方

です。

逆に悪いこととしては

脳に炎症や萎縮をもたらすといわれる

小麦製品

加工食品、乳製品

の積極的な摂取は避けたい習慣ですね。

では、今週も頑張っていきましょう!

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この記事を書いた人

平島 徹朗 医師

平島 徹朗

医師

国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。

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