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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年01月29日
こんにちは、平島です。
日曜日の朝に1年ぶりに
痛風発作
が出てしまいました。
私は昔から体質的に尿酸値が高く
7.5前後(基準値7未満)
で推移しています。
尿酸値は
産生過剰型
と
排泄低下型
に分けられて
日本人は比較的
尿酸を出すのが苦手な
排泄低下型が多い
とされています。
私は太っている訳でもありませんが、
尿酸を排泄するのが苦手な体質
なのだと思います。
人生で4回目の痛風発作
です。
痛風
とは
風が吹いても痛い
と言われているぐらい、激痛を伴います。
私の場合は
運動後の脱水が引き金となって、その後にお酒を飲んだ次の日に起こるパターン
が多いです。
痛風発作が起こる原理としては
血液中の尿酸値が上昇し、
血液中に溶けきれなくなってしまうと、
関節内に
尿酸塩結晶
が生じます。
この結晶を白血球が処理する際、
痛風発作(急性関節炎)
が発症します。
高尿酸血症の原因は様々ですが、
日本人に多い腎臓から尿酸を排出する機能が低下する状態が続いて
そこに
脱水・暴飲・暴食、肥満、激しい運動
などが加わった時に起こることが多いとされています。
常に脱水を予防するために水分をこまめに摂取して、
お酒を飲むときも水分も一緒に摂るように心がけると良い
と自分にも言い聞かせています。
脱水は様々な病気を引き起こすので、注意が必要ですね。
では、今週も頑張っていきましょう!
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。