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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年06月24日
こんにちは、平島です。
いよいよ梅雨本番ですね。
私は比較的
雨男
ですので、
福岡院勤務の時、雨→翌日の福岡は晴れ、横浜は雨
というパターンがよくあります。
天気が西側から崩れていくことに関係しているかもですが、
なんとなく雨が多い印象がありますが、かなりな土砂降り以外は
傘をさしません!
これ、小さいときからの癖で
幼いときは、
雨に濡れるぐらいが格好いい
とさえ思っていました!
ヨーグルトや市販のサプリメントに含まれている
乳酸菌やビフィズス菌の菌数
のことを考えて購入していますか?
ヨーグルトって以外と乳酸菌やビフィズス菌の数が少ないって知っていました?
市販のヨーグルト(発酵乳)は、
1ml当たり
1000万個以上の乳酸菌を含める
ことが法令で定められていて、
スーパーで購入できるヨーグルトは家族で食べる用の大きいサイズの物が
1箱450g(=ml)
なので、
45億個
になります
ちなみに1人で食べきる用の小さなカップのヨーグルトは
100g程度
ですから
10億個
になります。
代表的な市販のサプリメントの菌数も見ていきましょう。
大体、
1日量で3億個
が多いですね。
1日分の市販のヨーグルトが
10億個ぐらい
と考えると。
ビオスリーHi
や
太田胃酸整腸薬
や
エビオス錠
などが菌数ではお勧めの市販の整腸剤になりますね。
人の腸の中には
100兆個
もの腸内細菌が存在していますので、
かなりの数の乳酸菌やビフィズス菌が入ってこないと影響を与えられないですよね。
数多くの乳酸菌やビフィズス菌が小腸に入ってくると
小腸の免疫活性化スイッチ
を数多くの乳酸菌やビフィズス菌で押すことによって
免疫が活性化します。
乳酸菌やビフィズス菌の数を増やすには数日間培養しないといけないので、
死菌
でないと数が少ないということになります。
生きたまま腸に届く
とかいうキーワードを聞きますが、
これだと
数が少ない乳酸菌やビフィズス菌という証拠
になってしまいます。
生きている必要は全くなく、
数が多い乳酸菌やビフィズス菌
で
小腸の免疫活性化スイッチを押すこと
が非常に大切になってきます。
では、今週も頑張っていきましょう!
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。