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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年08月27日
こんにちは、平島です。
台風どうなりますかね?
今週は月曜日から福岡院勤務なので、先週末はいけるかどうかヒヤヒヤしていましたが、
なんとか無事に福岡院に行けました。
NMNって言葉聞いたことありますか?
NMN
は日本語で
ニコチンアミドモノヌクレオチド
と言います。
いわゆる
ビタミンB3
のことです。
元々は身体の中で作られていますが、年齢と共に作られにくくなります。
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は身体の中に入ってくると
小腸
で吸収されます。
NMNは吸収されると
NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)
という補酵素に変換されます。
NADも元々身体の中で作られていますが、
年齢と共に産生量が減っていきます。
20代で産生されるNADの量を
100
とすると
50代で半分の
50
に減少し、
80代で10分の1の
10
ぐらいの生産量になると言われています。
NADは
クエン酸回路
というエネルギーを産生する回路を回す触媒の役割を果たします。
このクエン酸回路を回すためのNADは使い回しができますので、
それほどNADを必要としません。
脳の視床下部に
サーチュインという物質
があり、
それを活性化させるのがNADの役割と言われています。
サーチュインはいわゆる
若返りに大きく関与していると言われています。
サーチュインが活性化すると
○脳の認知機能の改善
○がんの予防
○細胞の若返り
○視力・聴力の改善
○インスリンの働きの改善
○活性酸素の除去作用
など、様々な細胞の老化を駆逐してくれます
サーチュインが活性化すると、骨格筋も強くなるので、
顔の表情筋である骨格筋も強くなる
ことが期待され、
顔のたるみやしわの改善も期待される
と思います。
私も試しにNMNを服用するようにしているので、効果を身体で実証してみようと思います。
では、今週も頑張っていきましょう!
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。