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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2016年08月17日
おはようございます、医師の平島です。
先日、当院で胃・大腸内視鏡検査受けて来ました。
私は19歳の浪人生時代の大学入試センター試験の直後1月下旬に朝から右下腹部の激痛がおそってきて、部屋で一人でのたうち回っていましたが、どうにも我慢できなくなり近くのクリニックから広島市民病院に虫垂炎の疑いで搬送されました。腹部CTや採血などで急性虫垂炎の診断となりましたが、人生の勝負が掛かった医学部の2次試験を控えていましたので1泊入院し、抗生物質の点滴と内服で炎症を抑えてもらい、なんとか外科的手術を回避してもらいました(いわゆる「ちらす」と言われている行為ですね)。
その後は、痛みもなく2次試験を無事に受けることができましたが、佐賀大学医学部の受験後のバスで大分に帰る途中に再度右下腹部の激痛がおそってきました。それからは痛みに耐えきれず、大分の家の近くの医院で虫垂炎切除の外科的手術を受けました。虫垂の炎症がひどく、虫垂が穿孔(虫垂が炎症で穴があく状態)しており、腹膜炎になっていたとのことでした。
腹膜炎を起こすと、腸が癒着(腸が腹膜などにくっついてしまい、腸の動きに制限がかかる状態)してしまうことが多く、私の腸もかなり癒着している状態だと予想されます。案の定、過去に2回程大腸内視鏡検査を総合病院や内視鏡専門クリニックで行ってもらいましたが、癒着がひどく大腸の一番奥まで挿入ができずに、大腸内視鏡検査を断念していました。
今回、久津川医師に胃と大腸の内視鏡検査を行ってもらいました。一番最後まで挿入できたかや、大腸ポリープやがんがあったかなどの詳細は現在、検査中に撮影した内視鏡検査の動画などを編集作業しておりますので、後日ブログやホームページで報告したいと思います。
胃カメラは以前、検診で受けたことがありましたが、検診での内視鏡検査はもの凄くつらかった思い出があります。