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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2014年12月05日
こんばんは、医師の平島です。
先日、大阪に消化管環境からみたアンチエイジングの勉強会に出席してきました。腸内環境が様々な病気の原因になっている可能性があるとの事が様々な分野で研究されており、特にストレスと胃腸の関連や、腸内細菌叢と様々な病気との関連が注目されています。
やはり腸内環境を良くするための乳酸菌や水溶性食物繊維の摂取の重要性が強調されていました。私も毎日、スティックタイプの水溶性の食物繊維を1日10グラム近く摂取するように心がけています。野菜だとなかなか取れないものが、スティックタイプだとほとんど無味無臭ですので、何にでも混ぜて摂取することができて、とても手軽です。
最近の研究で話題なのが、他人の便を腸内に移植する「便移植」です。他人の腸内細菌を移植することにより、腸内環境を良いものへと変えていこうという概念で、クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患やアトピー性皮膚炎などの治療への応用が期待され、研究が様々な角度から行われています。腸内環境が体全体に及ぼす影響が強いとのことで、様々な研究がなされています。近い将来、カプセルで人の便を内服する時代が来るかもしれませんね。
昨日は、クリニック増築の打ち合わせを建築会社と行いましたが、12月のクリニック休診日とお正月などを利用して、かなりタイトに工事していくこととなり、バタバタした年末年始となりそうです。来年4月に内視鏡室開設予定ですので、急ピッチで準備していきます。
ホームページ改修シリーズ添付しますので、見ていただけるとうれしいです。
PET検査は「がん」を早期で見つけるための「がん検診」に適していないことをご存じですか?
https://tamapla-ichounaika.com/knowledge/category/post-23533/
勉強会はJR大阪駅前のグランフロント大阪でありましたが、かなりきれいなビルでした