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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2016年10月11日
おはようございます、医師の平島です。以前より、きちんとした内視鏡スコープの洗浄や消毒、それに伴うスタッフの洗浄履歴管理をきちんと行っていましたが、それをデジタルできちんと保存する仕組み、「いつ」「だれが」「どの内視鏡スコープを」「きちんとした洗浄濃度で」行っていたのかがいつでも過去に遡って確認できる仕組みを作りたいと考えていました。
大きな大学病院や総合病院などでは、昔からの慣習で仕事後に残業として長い時間かけてノートに手書きで記載し、保存していたのを以前の複数の勤務先で目にしていましたが、とても非効率ですし、履歴の正確な保存が難しいと感じていました。昔からの習慣はなんとなく、誰も指摘することなくそのまま継続されるという悪しき傾向大きな病院にはあり、古き悪しき習慣だと思われます。
当院では「患者さん」「スタッフ」「使用した内視鏡スコープ」「スコープを洗浄する洗浄機」などを全てデジタルで保存していき、いつでも瞬時に記録に遡れるような仕組みを作り上げらことができました。これにより、洗浄における責任の所在がハッキリするという大きな利点が生まれますし、スタッフがきちんとしないといけないという強い思いが生まれてきます。
導入してから、より緊張感を持ってきちんとした対応ができていると思われ、患者さんに大きな安心を持って、内視鏡検査を受けて頂けると確信しております。
内視鏡洗浄・消毒・洗浄歴管理のページ https://tamapla-ichounaika.com/introduction/clean/