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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2020年05月17日
おはようございます。
医師の久津川です。
「がん検診」受けていますか?
日本のがん検診受診率は3-4割程度で諸外国に比べて低くなっています。
さらにコロナウィルスの影響でがん検診を受けられない方が増えています。
要注意です‼
がんの早期発見に検診は有用です。
検診で死亡率が減少するといわれているのは、胃がん、子宮頸がん、肺がん、乳がん、大腸がんです。
(検診で広く行われている「大腸がん検診としての便潜血検査」、「胃がん検診としてのレントゲン検査」より、よりがんの早期発見ができる大腸内視鏡検査、胃内視鏡検査をお勧めしています。)
がんに関していえば、毎年100万人近くの方ががんに罹患し、37万近くの方ががんで亡くなっています。(コロナウィルス感染者数、コロナウィルスでの死亡者数より圧倒的に多い)
また、医療従事者のコロナウィルス感染で手術室が閉鎖されたり、手術件数が抑制されたり、新規患者の受け入れを停止したりするなど、がんの治療にも影響が出ています。
今、がんが見つかってもすぐに手術が受けられないかもしれません。
がんはなんといっても「早期発見」が重要です。
コロナウィルスの影響で、検診が受けられていない方が多くいます。
収束後はしっかりと検診を受けましょう。