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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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腹部膨満感

2020年06月21日

  • 副院長ブログ

こんにちは。医師の東です。

東京新宿の接待を伴う飲食の方に対してコロナウイルスのPCR検査が行われ集団感染が判明していますが、それ以外で一版の市民が感染した報告は少ないと思います。
感染に対する手洗い、消毒は続けていきましょう。

今日は腹部膨満感についてお話します。

食後にお腹いっぱいになる感じは経験ありますよね。
胃内が食べ物で満たされてくると、血糖値上昇による脳の満腹中枢への刺激でお腹いっぱい→もう食べられない!になります。

胃も消化活動の一環として、「ぜん動運動」という十二指腸へ食べ物を送り出す動きをを活発にしていきます。

その働きが弱くなると、すぐにお腹いっぱいになってしまう感覚が生じることがあって、
それが腹部膨満感と言われています。
実はこれは胃の症状だだったのです!

ガスが貯まって「お腹が張る」という腸の症状とは区別して考えています。

この腹部膨満感はストレスや慢性胃炎によって、胃の動きが悪くなると生じています。
胃カメラ検査をしても何も異常が無いことが多く、この状態を「機能性ディスペプシア」と呼ぶようになりました。
さらに最近の研究で、食事によって食中に胃が少し膨らむことがわかってきています。

治療としては、蠕動運動を改善する薬や一部の漢方薬にもその効果があります。

腹部膨満感の症状でお悩みの方、ぜひ一度ご相談ください。

3分でわかる!苦しくなく痛みに配慮した内視鏡検査(胃カメラ)の特徴

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