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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2020年09月14日
こんにちは、元プロ野球選手の新庄剛志さんがテレビに出ていて「バキバキの身体」になっているのを見て、筋トレに励んでいる平島です。
プロテインと聞くと
「マッチョの人が飲むものでしょう」
「アスリートや体育会系の人にしか関係ない」
「最近、よくテレビや雑誌で見るけど効果ってあるの?」
ということをよく耳にします。
身体の多くを構成するのはアミノ酸であり、タンパク質はアミノ酸が多数つながってできた化合物となります。
人の身体は20種類のアミノ酸から構成
されており、身体のなかで作ることができない「必須アミノ酸」と身体の中でつくることができる「非必須アミノ酸」に分けることができます。身体の中で作ることができない「必須アミノ酸」は毎日の食事で必ず摂取しないといけないアミノ酸となります。
プロテインは
タンパク質加工食品
であり、身体に必要なタンパク質量を効率的に摂取することができます。
人は1日に体重1キロあたり
1〜1.5グラム
のタンパク質が必要になってきます。
例えば体重50キロの女性の場合、1日に必要なタンパク質量は
50〜75グラム
となります。運動を良くする人で75グラム、運動をあまりしない人で50グラムが1日のタンパク質摂取量の目安となってきます。
通常の食事で毎日摂取しているタンパク質は
30〜40グラム程度
と言われており、明らかに不足していることが問題になっています。
例えば
牛肉100グラムで摂取できるタンパク質量は
タンパク質重量20グラムにプロテインスコア0.8を掛けて
20x0.8=16グラム
加熱する調理での損失が半分程度なので、
16÷2=8グラム
となります。
同様に、生卵1個で摂取できるタンパク質量は
約6.5グラム程度
となっています。
タンパク質が不足すると
○皮膚の美しさと潤いがなくなる
○血管がもろくなる(高血圧症、動脈硬化、脳梗塞)
○骨、筋肉が弱くなる
○内臓が弱くなる
○貧血になる
○ウィルスや細菌などに感染しやすくなる
などのデメリットが多くあります。
この足りないタンパク質を効率的に・簡単に摂取できるのがプロテインです。
マッチョの人が飲んでいる飲物では決してありません。身体に必要なタンパク質を補給するために摂取すべきものなのです。
プロテインを飲むメリットとしては
○水で溶かして飲むだけなので手軽に飲むことができる
○脂肪分が少ないので、不要なカロリーを摂取せずに済むのでダイエット中にも有効
○肉や魚に比べてタンパク質1グラムあたりの価格が安いため経済的
○消化が良く、吸収も早いため胃腸への負担が極端に少ない
○免疫力アップで感染症にかかりにくくなり、血管を強くしたり、コレステロールの低下、血糖値の上昇抑制作用があり、健康的な身体になる
などが挙げられます。
私も、毎日プロテインは摂取しておりますので、また、どのような種類や摂取の仕方が良いのか、ブログで書いていきたいと思います。
今から筋トレしてきます!
色々な器具を使うと普段使わない筋肉が鍛えられます!