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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2021年03月01日
副院長の久津川です。
今回は、当院で行っている鎮静剤を使った胃カメラの利点をご紹介します。
患者さん側の利点としては、楽に検査が受けられるということです。
トラウマにならない検査を受けることで定期的に受けてみよう!!ということになり
早期発見、早期治療につながります。
我々医師側の利点としては、長い時間をかけて観察できるということです。
まず、時間をかけて観察した方が胃がんなどの病変は見つけやすいです。
このような小さな胃がんも発見可能です。
鎮静剤を用いない胃カメラでは、反射の強い患者さんなどでは長い時間をかけて
観察するのは、ある意味「かわいそう」と思ってしまうため時間をかけて観察ができません!!
また、胃内のひだを伸ばそうと空気を充満させると苦痛を伴うため
すぐにげっぷをしてしまいます。
鎮静剤を使うとげっぷが出るのをやや抑制できます。
これらの理由で我々は鎮静剤を用いて胃カメラを行っています。
今まで反射がひどくて検査ができなかった、もうトラウマで検査をしたくないなどと思っている方は
一度当院にお越しいただき、ご相談ください。