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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2021年06月06日
こんにちは。副院長の東です。
雨の週末になりました。いよいよ梅雨入りかなと思わせる天候です。
湿度が高くなり、夏までじめじめした季節が始まりますね。
食物も傷みやすいので気を付けましょう!
本屋にいってみると、いろいろなマンガがありますね。
基本的にはコミック本ではありますが、いろいろなジャンルがあって驚きます。
子供がマンガを読んでいるのを見ていると、読書というよりもマンガはやはり娯楽と思ってしまう。。。。
実は子供たちが最近ハマっているマンガがあり、
このマンガは将来ぜったいに役に立つからと言い返されても、
心の中では「本当かなぁ??」
どれどれとこっそり試し読みしてみました。
ためになるマンガなんてと思っていましたが、それが、あるんです。
「はたらく細胞」
というマンガで、2015年位から月刊少年シリウス誌に連載されていました(現在は連載終了)。
「人」の体内で年中無休で働いている37兆個もの細胞(主に免疫系の細胞が中心)を擬人化した物語で、
登場するのは、白血球、赤血球、マクロファージ、ナチュラルキラーT細胞(NK-T)など、
医療者からみても、「おおっ」とうなずくような聞いたことがある細胞ばかり。
からだのなかにある細胞の働きや免疫のしくみが、
わかりやすく、そして飽きさせないように(大事!)ストーリー化された物語で
思わず見入ってしまいます。
TVアニメとしてTV放映や各種オンデマンド放送でも配信されていますので、
ぜひ見てみてください。
小中学生ぐらいまでのお子様がいれば一緒に楽しめると思います。
https://hataraku-saibou.com/onair/
個人的には、「ピロリ菌」、「がん細胞」編が面白かったですね。
専門医から見てもすごくわかりすい内容だと思います!!
「がん細胞」はコピーエラーとかバグ野郎と呼ばれていて
僕が「がん細胞」が発生する理由を外来で説明する内容とほとんど同じような説明でした。
これからも、わかりやすい説明を心がけていきます。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。