MENU
閉じる
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年01月05日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は早期胃がんのお話です。
今までも早期胃がんのお話をしてきましたが、
胃カメラで観察される胃がんは、ほとんどが陥凹型です。
つまり、凹んでいるということです。
我々は、胃カメラの際には凹んでいるところを中心に観察していきます。
ただし難しいのが萎縮性胃炎の発赤や胃びらんなどの炎症との観察です。
萎縮性胃炎の場合はこのように胃全体がごつごつしておりよく観察しないと
胃がんが発見できません。こちらの発赤は胃がんではない、炎症です。
また、こちらの患者さんのように胃の入り口付近にある場合は、見逃しやすいので注意が必要となります。
この患者さんは早期がんであったため、1時間程度の内視鏡治療で完治となりました。
当院では、世界最新鋭の内視鏡検査機器の導入し、消化器内視鏡学会専門医による「苦しさと痛みに配慮した鎮静剤を使用した胃カメラ」を特徴としています。
是非一度、当院で胃カメラをご検討下さい。
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。