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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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胃酸逆流によるのどの症状にも食事療法が有効です

2022年02月06日

  • 副院長ブログ

こんにちは。副院長の東です。

胃酸逆流症状の患者さんが多く来院されています。

逆流性食道炎、非びらん性食道胃逆流症、そして咽喉頭異常感症も胃酸の逆流が関係しています。

 

食事療法、理学療法が基本と今までのブログでも説明していますが、

どうしても薬物療法が必要なときはあります。

https://www.tamapla-ichounaika.com/blog/staff_blog/post-20707/

https://www.tamapla-ichounaika.com/blog/fukuinchou/post-31154/

 

 

のどへの胃酸逆流による咽喉頭異常感症に関しても治療は基本的には同じです。

フランスからの報告では、

低脂肪、多糖類、高タンパク質、アルカリ性、植物性食品を主体とした食事療法の継続により、

6週間の治療継続で37/50例(74%)に効果が見られました。

そのうちの27例(54%)が12週まで症状改善が持続しています。

食事療法だけでおおよそ半分の患者さんの症状が改善する可能性があります。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/lary.29890

 

生活習慣の問診、胃カメラ検査を含めて、胃酸逆流の原因は何かを突き止めることが重要です。

ひとりひとりに合わせた治療法が必要です。

症状にお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

東 瑞智

医師

北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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