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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年02月13日
こんにちは。副院長の東です。
2月に入ってから2回目の雪の予報ですが、今回は積もらなさそうですね。
路面が凍結して滑るので気を付けましょう。
飲酒でがんリスクは上昇します
アメリカからの報告で、アルコール摂取が発がんリスクを高めることがどのくらい知られているかというと、
わずか31.8%でした。
https://www.ajpmonline.org/article/S0749-3797(21)00430-X/fulltext
つまり、アルコールが「がん」のリスクを高めることを知られていないという結果です。
アルコール関連の発がんとしては、乳がん、大腸がん、口腔がん、食道がん、肝臓がん、咽頭がんなどのリスクを高めます。
通り道の消化管の臓器、分解代謝される臓器が多い消化器内科との関連性は高いです。
少量摂取であれば、リラックス効果、食欲増進効果もあります。
ただし、飲み過ぎると依存症や発がんにも寄与してきます。
食事の量と同じく、アルコールの摂取も適量にしなくてはいけません。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。