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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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直腸の病変は治療が厄介?

2022年06月08日

  • 副院長ブログ

たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。

今回は、直腸の病変は治療が厄介?というお話です。

直腸は肛門の上にある消化管の一部です。

肛門から離れている直腸の病変は、通常の大腸の病変と同様に治療ができ

特に問題になることはありません。

直腸の病変で厄介なのは、肛門に接しているもしくは肛門まで病変が伸展している場合です。

①粘膜下層に静脈叢が発達している(血管が豊富)、②歯状線を境に扁平上皮領域には知覚神経がある(痛みが生じる),③もともと肛門は狭く、拡がったり狭くなったり良好な視野が得られない(病変が認識しづらく、動いてしまう),④痔核の存在(太い血管がある)

@痔核の内視鏡写真

 

このような理由で直腸肛門病変は非常に治療が難しく、

当院では行えません。

信頼のおける施設に紹介し、治療していただきます。

@直腸から肛門にかけてできたポリープ➀

@直腸から肛門にかけてできたポリープ②

 

 

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この記事を書いた人

久津川 誠

医師

国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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