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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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胃カメラしたくないなら、まずこの検査しましょう‼

2022年06月29日

  • 副院長ブログ

たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。

今日は、「胃カメラしたくないなら、まずこの検査しましょう‼」というお話です。

当院では、ホームページでもブログでもYoutubeでも胃カメラして胃がんの早期発見、早期治療を目指しましょう‼とお伝えしています。

これはなぜかというと、早期の胃がんはとても肉眼的な変化に乏しくバリウムでももちろん見つからず、症状はほとんでなないためです。

胃カメラしないと、内視鏡治療が可能な早期胃がんは見つからないといっても過言ではありません。

そして、当院では鎮静剤を用いて、つらくない検査をしています。

しかし、そうは言っても「胃カメラってきついんじゃないの?」「大変そうだしやりたくない」、「症状ないし大丈夫‼」という方が多いのも事実です。

内視鏡医である私はまず、「胃カメラを受けましょう」とお伝えしていますが

どーしてもやりたくない方はまず、自分の胃にピロリ菌がいるかどうかの検査をしましょう。

なぜかというと、胃がんの95-99%はピロリ菌が原因とされているからです。

リスクだけ考えるとピロリ菌がいる人、いた人に胃がんが多いからです。

*ピロリ菌陽性の胃にできた早期胃がん

 

検診で検査できる場合もありますし、自費(胃カメラで慢性胃炎を確認しないと保険適応での検査はできません。)でピロリ菌の検査をしている医療機関もあります。簡易的な検査は血液抗体検査です。その他の検査もあるため、医療機関で相談してください。(当院では自費のピロリ菌検査は行っていません。)

インターネット上でも自費で検査ができますが医療機関ではないため、精度は不明です。

ぜひ、一度ピロリ菌検査を受けてみてください。陽性となった方は、胃カメラを絶対に受けてください。

陰性となった方は、「ピロリ菌が現在いない可能性が高い」ということです。

しかし、注意事項としてはピロリ菌が自然に消えてしまった方は検査が陰性となってしまっても

実際にはピロリ菌がいたことがあるため胃がんのリスクが高いことがあります。

また、飲酒、喫煙をされる方は食道がんのリスクがあるため、胃カメラをおすすめします。

食道がんも胃がん同様、早期がんはとても肉眼的な変化に乏しくバリウムでももちろん見つからず、症状はほとんでなないためです。

 

3分でわかる!苦しくなく痛みに配慮した内視鏡検査(胃カメラ)の特徴

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この記事を書いた人

久津川 誠

医師

国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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