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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年07月10日
こんにちは。副院長の東です。
日本を震撼させた事件、非日常な事が起こってしまったことに戸惑った週末でした。
当たり前にやってくる日常に感謝させられました。
大腸検査を受ける季節はいつが良い??
大腸内視鏡検査を受けるタイミングはひとそれぞれですよね。
健康診断で便潜血陽性になった、便秘や下痢、便が細い、血便などの症状、大腸ポリープを切除した後の定期検査など。
大腸検査を受けるのに最適な季節はあるのでしょうか?
クリニックを受診するきっかけがあってその後検査となれば、検査を受けるタイミングは必然的に決まってきます。
ですので、大腸検査を受ける季節はいつが良い??
は始めての方や、症状があっての検査をする方には関係ありません。
大腸ポリープを切除した方の定期検査、経過観察の際には考慮しても良いと思います。
検査の前に必要な処置として、洗腸剤を飲んで腸を綺麗にしなくてはいけません。
当院では当日の洗腸剤の飲用開始は検査予定時間の5時間前からですが、
一番早い10時からの検査の場合、朝5時から飲用開始することになります。
冬だと朝5時は夜明け前なので暗い、気温も低く家の中が寒いですよね。
そして、1.5リットル近くの洗腸剤の飲用は体をさらに冷やしてしまうことになりかねません。
年齢、体調を考慮して、冬のタイミングから3~6か月ずらして春、夏にすることも可能だと思います。
前回受けた大腸内視鏡検査の結果にもよりますので、担当医と相談してみてください。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。