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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年08月07日
こんにちは。副院長の東です。
先週は雨続きでしたが、日曜日は青空が広がり暑い夏でしたね。
こまめな水分摂取で熱中症に気を付けましょう。
逆流性食道炎の症状改善には炭水化物を減らすこと!
逆流性食道炎に関する内容でアメリカからの報告がありました。
症状がある逆流性食道炎の患者に摂取する炭水化物量を調整することで、
逆流症状の改善と食道内への胃酸逆流の低下が認められました。
炭水化物を控えることによる糖分摂取量の低下は1日当たり平均で62gとなります。
ごはん一膳がおよそ150gですので、糖質量としては51.3g。
つまり、ざっくりとごはん一膳を1日の食事で減らすことで、逆流症状が減るということになります。
https://journals.lww.com/ajg/Abstract/9900/The_Effects_of_Modifying_Amount_and_Type_of.424.aspx
1食で一膳を減らすよりも3食の中で1/3ずつ減らせば良いですね。
継続は力なり、食事療法を続けていきましょう。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。