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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年09月11日
こんにちは。副院長の東です。
天気が良く、気温が高い週末でしたね。
秋に向けて少しずつ気候が変わりはじめます。ちょっとした肌寒さを感じるようになってきますので、
気を付けましょう。
胃カメラ検査で調べるのは胃だけ?
胃の不調、胃の痛みなどの症状の原因を調べるために胃カメラ検査を受けると思います。
主な観察の目的が「胃」であることが多いので、胃カメラ検査と呼ばれますが、
上部消化管内視鏡検査、胃内視鏡検査など
実はどれも同じ検査のことを指していて、まったく同じ検査です!!
通常は口から柔らかい内視鏡を入れて、咽頭(のど)、食道、胃、十二指腸を観察します。
検査中に何らかのトラブルがなければ、すべての胃カメラ検査で、上記は観察します。
経鼻内視鏡は鼻からいれる内視鏡ですが、鼻腔は細いので必然的に一番細い内視鏡になります。
観察する内容もほぼ共通ですが、のどから鼻の穴を見れる点、口の中は見ない点が異なります。
「胃カメラ検査の時に食道も見れますか?」
と聞かれることが案外多いのですが、答えは、当然「食道も観察しています!」。
のどの違和感やつかえる感じ、胸やけ、胃酸逆流症状、胃全般の症状があれば、
胃カメラ検査で原因を調べることが出来ます。ぜひご相談ください。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。