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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ

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食べられるということ。

2022年10月02日

  • 副院長ブログ

こんにちは。副院長の東です。

週末はまるで夏のような暑さの快晴でした。

運動するのに最適な季節です。体を動かしましょう。

 

食べられるということ。

生きていくのに食べ物からエネルギーを摂取するのは必要です。

「口から物を食べる」、健康であれば当たり前のことですよね。

かなり進行した食道がん、胃がんで、がん自体が大きすぎて消化管を塞いでしまう場合、

当たり前が当たり前ではなくなります。

その場合はどのようにして、エネルギーを摂取しなくてはいけないか??

一つは、がんによって塞がった場所から先に、体表から食べ物の入り口を作る方法があります。

食道がんであれば胃ろう、胃がんであれば腸ろうになりますが、

いずれも普通の食べ物ではなく、経管栄養といわれる液体の栄養剤を注入することになります。

もう一つの方法が、中心静脈栄養と呼ばれる高カロリー輸液です。

太い静脈に点滴の入り口を作り、そこからカロリーの高い輸液を直接点滴します。

カロリーはほぼ糖質(グルコース)由来となり、アミノ酸、ビタミン、脂質が追加で必要になってきます。

大腸がんの場合は腸閉塞になるような完全に塞がない限り、比較的食事は食べれてしまいます。

 

残念ながら消化管の進行がんで病気が見つかる方がいます。

共通すること、それは

「今まで一度も胃カメラ、大腸カメラの検査をしたことがなかった。」

この一言に尽きます。

今は、医療技術も進化していますので、苦しく内視鏡検査を受ける時代ではありません。

初めての内視鏡検査がコワいかた、ぜひ当院を受診してください。

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この記事を書いた人

東 瑞智

医師

北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。

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