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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年11月23日
たまプラーザ南口胃腸クリニックの久津川です。
今回は、大腸がんのお話です。
大腸がん予防も大事ですが、早期発見のために検査が大事だよ。という内容です。
大腸がんが増えています。
当院でも毎月大腸がんの方が数人発見されます。
大腸がんは10-13人に1人がなるとされています。
このひとりにならないようにまずは予防が大事になります。
予防に関しては、以下のようなことが重要です。
➀リスクを上げる要因:
飲酒(ビール大瓶1本/日以上)、肥満(やせずぎも注意)、喫煙、肉類(赤身肉、加工肉)
➁リスクを下げる要因:
運動、食物繊維
では予防だけしていれば大丈夫なのでしょうか?
予防だけでは不十分です。
上記のようなことをしっかりと守って行ったとしても大腸がんに絶対ならないわけではありません。
大事なのは「誰でも大腸がんになる可能性はある」と知っておくことです。
大腸がんの早期発見に大事なのは、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)です。
詳しくは当院のホームページの大腸内視鏡検査のページをご覧ください。
どうしても大腸内視鏡検査を受けたくない、受けるきっかけがないという方は少なくとも
便潜血検査を受けましょう。
便潜血検査の詳しいことはこちらをご覧ください。
https://www.tamapla-ichounaika.com/general/post-26284/
テレビなどメディアでは、どちらかというと予防にスポットがあたりがちですが
予防よりも早期発見のための検査が重要です。
当院でも大腸がんの方は、ほぼ症状はなく、便潜血陽性で発見された方も多いです。
大腸がん、少しでも意識してみましょう‼‼
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。