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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2023年01月15日
こんにちは。副院長の東です。
昨年とは違いインフルエンザにかかった方が増えています。
乾燥対策、感染対策を再確認しましょう。
超音波検査始まります
健康診断、人間ドックでは生活習慣病や消化器以外の臓器にもフォーカスが充てられています。
胃カメラ検査、大腸カメラ検査を当院で受けたとしても、
どうしても消化器としては消化管のみで、肝臓、すい臓などの臓器診断はされていません。
今までは、他院へCT、MRI検査を依頼しなければいけませんでした。
ご存じの方はいると思いますが、2023/1/16から当院で腹部超音波検査が始まります!!
主に、肝臓、胆のう、すい臓、脾臓、腎臓の腹腔内の臓器と、
腹水、リンパ節などの炎症、腫瘍で出てくる変化を捉えられます。
主な疾患を挙げてみると
肝臓・・・肝炎、肝血管腫、脂肪肝、肝のう胞、肝硬変、肝がん、胆管炎
胆のう・・・胆のう炎、胆のうポリープ、胆のう結石症、胆のう腺筋腫症、胆のうがん
すい臓・・・膵炎、IPMN(膵管内乳頭粘液腫瘍)、膵がん
脾臓・・・脾腫
腎臓・・・腎炎、腎結石症、水腎症、腎のう胞、腎がん
腹水・・・漏出性腹水(肝硬変、心不全)、滲出性腹水(炎症性、がん性腹膜炎)
リンパ節・・・炎症性、がん性(悪性リンパ腫、各種がん)
腹部超音波検査のメリット、デメリットについては、
内視鏡チャンネルでも説明しているので参考にしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=avr5OYLzdhg
内視鏡検査と腹部超音波検査を日程調整して検査の予定をたてることも可能です。
健診、人間ドックで要精査となった方がいれば、ぜひ当院で腹部超音波検査をお受けください。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科学講師として、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。北里大学医学部消化器内科学非常勤講師。