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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2023年05月14日
こんにちは。副院長の東です。
雨が多かったので、少し肌寒い週末でしたね。
梅雨のシーズンはもうすぐです。
健康診断は受けましたか?
4月からの2023年度も1か月が経過しました。
春の健康診断を受けた方、これから受ける方も多いと思います。
健診の意味は、病気を予防する事、そして早期発見するきっかけを見つける事です。
主には生活習慣病である高血圧、糖尿病、高脂血症のチェック、
肝機能、腎機能、そして「がん」の可能性があるかを調べます。
実は、生活習慣病と「がん」に初期症状がないことは不思議と共通しています。
ただし、治療法は大きく異なります。
生活習慣病は、食事、運動療法が大切で、改善なければ薬物療法が始まります。
いったん薬物療法が始まるとなかなか中止することができません。
一方で「がん」は局所であれば切除、進行してしまい遠隔転移があれば薬物療法になります。
いかに早期の段階で発見できるかが重要です。
なぜならば、早期の段階で見つけて切除できれば、転移している可能性が低く治癒するためです。
当院では胃カメラ、大腸カメラ、腹部超音波検査を受けることが出来ます。
一般的な血液検査も行っています。
必要あれば、CT、MRI検査の予約のために他院を紹介することも可能です。
消化器系の疾患以外、特に呼吸器系、婦人科系(子宮卵巣)、乳がん、泌尿器科系は調べられません。
しっかりと健康診断を受ける意義はそこにあります。
自分の体のメンテナンスをしっかりとしていきましょう。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。