MENU
閉じる
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2023年06月04日
こんにちは。副院長の東です。
台風2号と台風一過で快晴の週末でした。
公園愛護会の仕事で草刈りの仕事をしましたが、早朝からの屋外での作業は気持ち良いものですね。
気圧の変化
人間の体は不思議と気圧の変化を敏感に感じ取ります。
季節の変わり目、台風、雨と天気図の変化には必ず気圧の変化が伴います。
おそらく体内の水分量の変化が起こっていて、おそらく内耳の圧センサーが異常を感じ取るのだと思います。
免疫の変化による感染症や自己免疫疾患の悪化、気管支喘息、片頭痛、めまいが挙げられます。
痛みと同じく、人それぞれのセンサーの閾値があるので感じ方は十人十色ですよね。
予防的な薬をお持ちの方は早めに使用するとよいと思います。
消化器症状はどうでしょうか?
個人的にはあまり影響を受けない気がします。
どちらかというと温度変化や自律神経の影響のほうが受けやすいと思います。
いわゆる過敏性腸症候群ですが、もしかしたら気圧の変化の影響がある方もいるかもしれませんね。
気圧の変化で消化器症状を感じる方がいれば教えてください。
今後の外来診療の中で、この点に気を付けてみたいと思います。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。