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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2023年06月28日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「胃が荒れているだけ?」というお話です。
胃カメラ検査後に、「胃が少し荒れているだけですが、大丈夫ですよ!!」と言われたことありませんか??
胃が荒れているというのにも、いくつか理由があり、一番多いのはびらんという炎症です。
「びらん」というのは比較的浅い粘膜の欠損です。良性の病変で、多くの場合治療の必要はありません。
多くの病変が、へこんでいるのが特徴ですが、実は胃がんもへこむ病変であることが一番多いのです。
実はただ荒れているだけと思ったびらんが、胃がんだったということがまれにあります。
注意しましょう。
特にピロリ菌がいない方の胃がんはかなりわかりにくく発見しにくい場合があります。
当院では鎮静剤を用いて、そして高精度の内視鏡機器を使って胃カメラを行っています。
是非一度、胃カメラ検査を受けてみてください。
*ピロリ菌陰性の胃がん
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。