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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2023年08月06日
こんにちは。副院長の東です。
強い陽射しと突然のゲリラ豪雨はまるでスコールの様です。
日本の気候が熱帯雨林化しているのかと思うくらい。
雨が降ると気温が下がり、夜は少し涼しい日でした。
食中毒には気を付けましょう!
食品安全委員会ホームページから抜粋
夏の気候で気を付けたい事にの一つに食中毒があります。
食べ物は無菌ではないので、気温そして湿度が上がると雑菌は繁殖しやすくなります。
食事後に健康な大勢の方が大量に嘔吐下痢症状をきたすことがあります。
それが食中毒です。
黄色ブドウ球菌・・・ヒトに皮膚にいる常在菌なので、おにぎり、お弁当などのいわゆる手作り食品
サルモネラ菌・・・十分に加熱していない卵・肉・魚など
腸炎ビブリオ菌・・・生魚や貝などの魚介類の刺身
カンピロバクター・・・十分に加熱されていない鳥肉の刺身、生野菜、井戸水や湧き水
腸管出血性大腸菌O157・・・十分に加熱されていない肉(ユッケ刺)や生野菜
ノロウイルス・・・カキなどの二枚貝の生食
WHOから提唱されている食品を安全に食べるためには5つの鍵があります。
清潔に保つ
生の食品と加熱済み食品とを分ける
よく加熱する
安全な温度に保つ
安全な水と原材料を使う
この5つですべて防げるわけではありませんが、食中毒を減らすための基本です。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。