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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2023年08月20日
こんにちは。副院長の東です。
暑い夏が続いています。
連日気温が摂氏35度以上の真夏日です。
熱中症に気をつけてこまめな水分摂取をしましょう。
お腹は冷やしすぎないで!
夏は暑い季節です。こまめな水分摂取が熱中症予防につながります。
暑さによって食欲も落ちてしまい、食事量も減りがちです。
体の中への水分摂取は、飲用分と食事に含まれている水分量の合計です。
外での仕事、運動、外出の後で体が火照っている場合は体表から冷やすことは効果的です。
今年は首を冷やすネッククーラーをしている人が多いですね。
首には頸動脈という太い動脈が体表近くを通りますので、効果的に体温を下げることが出来ます。
キンキンに冷えた飲み物を飲むことも多いと思いますが、
急速に大量の冷たすぎる飲み物を飲むのは気を付けましょう。
熱中症と診断されて、点滴から体温を冷やすこともありますが、
体内が急に冷えると消化管の機能低下が顕著に表れます。
特に過敏性腸症候群の人は、冷やしすぎるとすぐに下痢症状をきたします。
腸管が冷えすぎて血流が悪くなると、腹痛下痢の症状になりやすくなります。
冷たい飲み物の取りすぎには注意してください。
お腹は冷やしすぎないようにしましょう。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。