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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2023年08月31日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
当院では内視鏡検査をメインで行っているのですが、かかりつけの患者さんが時々、胃腸炎で受診されます。
よく質問されるのが「胃腸炎はうつりますか?」という内容です。
「胃腸炎はうつることがあります。」
特に人が多く、密になるような家庭内や保育園、学校、職場などでは危険が高くなります。
まず、嘔吐や下痢がひどい場合は患者さんはなるべく外出しないようにしましょう。
また感染した方は、手洗いや消毒は特に注意して行いましょう。
消毒はアルコール消毒が効果的ですが、ノロウイルスやロタウイルスは抵抗力があるため注意が必要です。
ノロウイルスやロタウイルスが疑われる場合は次亜塩素酸ナトリウムが入った家庭用塩素系漂白剤などで消毒すると効果的です。
家族に感染した方がいる時は、「なるべく感染者と接触しない」、「感染した物と接触しない」、「感染者の隔離」を行います。特に感染した方の便や嘔吐物を処理する際は、使い捨てのマスクや手袋、エプロンなどをして正しく処理をするようにしましょう。
コロナウィルス感染が猛威を振るっていた時と同じような生活が必要になります。
感染しない、感染を広めない様に注意しましょう‼
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。