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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2023年09月07日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
「のどの違和感」ありませんか?
のどのつまり、異物感を訴えてくる女性が多く受診されます。
のどの調子が悪いので、まず「耳鼻咽喉科」を受診します。その際にほぼ全員が「異常なし」と診断されています。
そして、「一度胃カメラを受けてみてはどうですか?」と医師に言われて、胃カメラを希望される方が多いです。
特に30-60歳代の女性に多いです。
ほとんどの方が、「咽喉頭異常感症」ですが、治療必要な病気が隠れていることがあり注意が必要です。
咽喉頭異常感症は、のどや食道の神経が過敏になっている状態であり、「ヒステリー球」とも呼ばれています。はっきりとした原因はわかっていません。
次のような病気を除外するために胃カメラを一度受けてみましょう。
➀逆流性食道炎
②食道カンジダ症
→➀②は経過観察もしくは内服治療が行われます。
③咽頭がん、喉頭がん
④食道がん
→③④はがんであり、そのステージに応じた治療が必要になります。
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。