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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2023年11月09日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「鎮静剤を使う内視鏡~内視鏡医側のメリット~」というお話です。
鎮静剤を使うことで患者さんは、苦しくない、つらくない内視鏡検査を受けられます。
鎮静剤を使うことでメリットがあるのは、患者さんだけではありません。
内視鏡医側にも大きなメリットがあります。
患者さんが苦しんでいるとどうしても検査時間をかけることができません。
しかし、患者さんが寝ている状態だと時間をかけて丁寧に観察できます。
特に胃カメラの場合は、「おえっ」となる反射やげっぷが少なくなるため
胃の動きは少なく、空気で十分に広げて観察できます。
小さな病変が発見できる確率が高まります。
このような病変が発見しやすくなります。
➀早期胃がん げっぷや反射が多いと発見が難しい
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。