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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年02月11日
こんにちは。副院長の東です。
先週は雪が降りましたが、今週も雪予報が出ています。
雪対策、転倒対策を万全にしましょう。
整腸剤の助け
ちょっと前に、下痢が数日続くことがありました。
おそらく食べ物の影響で、海産物を食べた後からの症状でした。
一時的な発熱と、腹痛、下痢症状がしばらく続きました。
嘔吐症状はありませんでしたが、周期的に起こる腹痛、回数が多いと出るものもなくなりました。
心がけたのは、整腸剤の内服(倍量)と食事療法でした。
酪酸菌製剤を意図的に多めに内服し、薄味のおかゆ、水分摂取で少しずつ良くなりました。
それでも、3日ぐらいは腹痛症状に悩まされました。
いちど腸内環境が変化すると、なかなかその後の排便状況がよくなりません。
胃腸炎後で腸の動きが安定せず、過敏性腸症候群の状態であった思います。
いつもは毎朝排便がありますが、その時は硬くて出ないとか、少ししか出ないとか、コロコロ便とか。
胃腸専門の医師でも皆さん方と同様の症状に掛かります。
食事療法と整腸剤の助けがなければ、回復するのに時間が掛かっていたと思います。
整腸剤の内服はやはり重要だと再認識しました。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。