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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年03月21日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「胃薬が効かない‼」というお話です。
みなさんが、胃の調子が悪いと受診された場合、われわれは症状の詳細をお聞きします。
この症状に加え、胃カメラの結果がある場合はその所見(ピロリ菌の有無など)などから
医師はどのような胃薬が必要かを判断します。
胃薬には、胃酸を抑える薬や胃の運動を活発にする薬、消化を助ける薬、胃粘膜を保護する薬など
多種多様です。
その中から必要そうなものを1-3種類程度処方することが多いです。
ただし残念ながら、毎回100%症状を改善する薬を処方できるわけではありません。
そのため、最初は3-7日分のみ処方することが多いです。
効果があれば続ければ良いし、効果がなければ変更するというのが通常です。
「あそこの医者の薬は効かなかった?」と我々のところに来る方もいますし、
逆に我々が処方した薬が合わないと他院を受診している方もいると思います。
今後も患者さんの症状を改善できる胃薬を処方できるように尽力していきます。
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。