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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年04月07日
こんにちは。副院長の東です。
今年の桜は、入学式、入社シーズンまで咲いています。
天候次第ですがあと数日きれいに咲いていることでしょう。
胃もたれ
外来で診る症状の一つに、胃もたれがあります。
言葉通り、胃がもたれるもしくは胃が重いとか、胃の不快感という方もいます。
胃もたれの症状は、基本的には食後に生じます。
食べ物が胃に入り、消化酵素の胃酸によって消化が始まります。
順序良く、胃のぜん動運動で十二指腸に送り出されていきますが、
消化できなくなるタイミングで、胃の停滞して症状が出ると考えられます。
つまり、消化のバランスが崩れたときに出てくる症状なのです。
一般的には、
食べた物の量が多かった
動物性の脂が多かった
早食いで咀嚼があまり行われていなかった
胃腸炎などで体調が悪かった
ストレスにより自律神経が乱れていた
などの要因が考えられます。
症状の改善のためには、胃の負担を軽くすることが大切です。
食事の量を減らし、刺激物を摂取しない事が必要です。
時間的な経過で消化が順調に行われていくことで症状は少しずつ改善してくるはずです。
症状が繰り返す、回復せず長引く場合は医療機関への受診をお勧めします。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。