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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年04月10日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は「胃がん発見の契機となる採血検査とは??」というお話です。
みなさんは胃がんが発見される方は、「胃の調子が悪い人」、「食欲がなくなってきた人」など
症状があると思っていませんか?
実は違います。
進行がんと早期がんを合わせても症状がある方は意外と少なく、
何か健康診断で異常があって受診される方が多いです。
その中でも多いのが、「血液検査でのピロリ菌抗体陽性」です。
これは健康診断、人間ドックのオプションで簡単につけられます。
すでに陽性と言われている方、ピロリ菌除菌後の方は意味がありませんが、
そうでない方は大変有意義な検査です。
「症状なし、ピロリ菌抗体陽性」の進行胃がんの方は多いです。
ピロリ菌陽性と言われたら、迷わず胃カメラ検査を受けましょう。
@症状なく、ピロリ菌抗体陽性の進行がん症例①
@症状なく、ピロリ菌抗体陽性の進行がん症例➁
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。